【歌の手帳】千代に八千代に
わが君は千代に八千代に細(さざ)れ石の巌(いはほ)となりて苔のむすまで(古今集)
歌意「我が君には、どうか千年も八千年も、ご長寿であらせますよう祈念いたします。細かな小石が成長して大きな岩となり、そこに厚い苔が生えるほどの遠い未来までも」。
詠み人知らずの「賀歌」として『古今和歌集』に載っています。
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