中国当局、隔離中の韓国人31人分のパスポートを「誤って」焼却
中国当局が最近、北京に着いた韓国人31人のパスポートを焼却する事件が発生した。現地の関係者は、「パスポートを『ゴミ』と勘違いしてしまった」と説明した。被害にあった韓国人は再発給による不便を被っている。また、個人情報が流出して「偽造されるかもしれない」と心配している。
韓国外務省の20日の発表によると、中国北京の防疫当局が今年4月、航空便で現地に到着した在中韓国人31人を防疫のための隔離施設に案内し、「記録作成に必要だ」としてパスポートを押収したという。
パスポート返却が直ちに行われなかったため、異変を感じた韓国人たちはホテル側にパスポートを返してほしいと申し出た。確認した結果、中国防疫当局の関係者は、在中韓国人のパスポートを回収した後、誤って焼却したことを認めた。
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