7月4日、 エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が3月に座礁した事故で、船を所有する日本企業とスエズ運河庁の賠償交渉が正式に合意した。写真は3月、スエズ運河で離礁したコンテナ船エバーギブン(2021年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

スエズ運河座礁、賠償で正式合意 7日にコンテナ船出航へ

[イスマイリア(エジプト) 4日 ロイター] – エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が3月に座礁した事故で、船を所有する日本企業とスエズ運河庁の賠償交渉が正式に合意した。船主と船の保険会社が発表した。運河庁は7月7日にコンテナ船が出航することを認めた。

コンテナ船「エバーギブン」は6日間にわたり座礁、国際物流に混乱が生じた。3月29日に離礁して以降、船と乗員はともに、運河内の湖に留め置かれていた。

船主の正栄汽船(愛媛県今治市)と保険会社の代理人を務めるスタン・マリンのファズ・ピアモハメド氏は文書で、船の解放に向けた準備が進められるとの見通しを示した。

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