7月5日、加藤官房長官(写真)は会見で、静岡県熱海市で発生した大規模土石流の発生による災害について、死者3人、心肺停止1人、安否確認中の住民が80人存在するとの見解を示した。写真は2019年9月、都内で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

熱海市の土石流災害、安否確認中が80人=官房長官

[東京 5日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は5日午後の会見で、静岡県熱海市で発生した大規模土石流の発生による災害について、死者3人、心肺停止1人、安否確認中の住民が80人存在するとの見解を示した。

政府は現場での救助・復旧に向け、警察、消防、自衛隊、海上保安庁など1500人超の人員を投入しているとした。加藤官房長官によると、救助活動で23人の住民を救出した。また、現場には全天候型のドローンを投入し、安否不明者の捜索に活用しているとも述べた。

熱海市による住民に対する避難指示の発令が遅かったのではないかとの指摘には「今回の態勢がどうだったのか、今後しっかり検証しながら見直すべきところ、運用を改善するべきところがあれば、しっかりと改善していかなければならない」と指摘した。ただ、当面は住民の救命・救助に全力を挙げるとした。

また、5日正午現在で、台湾、豪州、カナダ、韓国など14カ国・地域、機関からお見舞いがあり「日本政府としてしっかり感謝申し上げたい」と語った。

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