米国大麻合法化の影で「脱法」探る 中国人の大麻事業者
米国では、いくつかの州で大麻合法化されたことにより、違法な栽培、州をまたいだ密売、流通、マネーロンダリングなどの違法なビジネスが活発になっている。法律の抜け穴を利用して合法産業を悪用する中国人も含まれる。
2017年11月28日、大麻不法栽培の疑いで54人の中国人がワシントン州警察に逮捕された。捜査官は8000万ドル(約80億円)相当の約3万5000本の大麻草を押収した。これらは米国東海岸市場向けとみられる。
今年6月、コロラド州で21人が大麻を違法に栽培及び配布したとして告発された。調査の結果によると、中国のソーシャルメディアアプリは、麻薬取引のマネーロンダリングに利用されていることがわかった。
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