【歌の手帳】いでそよ人を
有間山(ありまやま)猪名(ゐな)の笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする(後拾遺集)
歌意「有間山ちかくの猪名の笹原に風が吹くと、そよそよと音がします。その笹の葉音ではないけれど、そよ(それですよ)お忘れになっているのは貴方であって、私は貴方を忘れてなどおりませんわ」。
大弐三位(だいにのさんみ)の歌。夫である高階成章の官名から、こう呼ばれていますが、本名は藤原賢子(かたいこ、けんし)で、その母は紫式部です。母といい名前といい、「賢さ」を凝縮したような才女だったことが、この歌からも伺えます。
関連記事
自分を許せない背景には、過去へのとらわれや強すぎる責任感が関係することがあります。責任を受け止めながら心を軽くする視点を紹介します。
突然の動悸や脈の乱れは、一時的なものだけでなく危険な不整脈の可能性もあります。受診の目安や発作時の対処法を医師が解説します。
春に悪化しやすい喘息、その原因は「炎症」にあった?最新研究が示す治療の変化と、発作を防ぐための生活の工夫をわかりやすく解説します。
鳥を見たり鳴き声に耳を澄ませたりすることは、不安や孤独感を和らげ、心を今に戻す助けになる可能性があります。気軽に始められる自然の癒やしです。
薬だけに頼らず、運動と生活習慣で進行にブレーキをかける——パーキンソン病と向き合う新しいアプローチをわかりやすく解説します。