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【歌の手帳】夏の野の

夏の野の繁(しげ)みに咲ける姫百合(ひめゆり)の知らえぬ恋は苦しきものそ(万葉集)

歌意「雑草が茂る夏の野のなかに、隠れるようにひっそりと、姫百合が咲いています。その花のように、相手に知られない恋は、苦しいものですよ」。

大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)の歌。8世紀初め頃の女性ですが、生没年ははっきりしません。

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