29日、初となる「日米台戦略対話」がオンライン形式で行われた。安倍晋三前首相も出席した。写真は2020年9月16日に撮影 (Photo by KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

日米台が初の戦略対話 中共の軍拡や人権問題について討論 ゲストに安倍晋三前首相

日本、米国、台湾の主要議員が参加する初の「日米台戦略対話」が29日午前、オンライン形式で開催された。出席した議員らは、覇権主義のもと海洋進出を強める中国共産党政権に対する問題意識を共有したほか、台湾との政治的・経済的連携に関する事案を議論した。安倍晋三前首相もサプライズゲストとして出席し、台湾をめぐる地政学的問題や経済安全保障についてスピーチを行った。戦略対話は日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会(古屋圭司会長)」が主催した。

日本側からは安倍前首相や古屋議員をはじめ、高市早苗元総務相、長島昭久議員、和田政宗議員等が出席した。米国からはハガティ上院議員(前駐日大使)、台湾からは游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)らがそれぞれ出席した。

日米台議員による戦略対話開催。リモートにて三カ国を結んで朝8時から10時まで開催。主催は私が会長を務める日華議員懇談会。

サプライズゲストとして安倍晋三前総理もスピーチを行う。

安全保障、経済等幅広く議論。対中国に対しては共通の価値観を持つ国の連携。今後も継続して開催を合意。 pic.twitter.com/99GfmrdDp4

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