河北大宇農牧集団の創業者である孫大午氏、自社の倉庫にて= 2019年9月24日(NOEL CELIS/AFP via Getty Images)

中国、有名企業家に懲役18年 5千万の罰金も 専門家「法治後退の兆し」

昨年11月から拘束されていた、中国の著名な企業家で河北大午農牧集団(以下、大午グループ)の創業者である孫大午氏(スン・ダウー、67)に対し、中国河北省高碑店市の裁判所は28日、「騒動挑発罪」などで懲役18年と罰金311万元(約5300万円)を言い渡した。

また、孫氏の会社の従業員のうち19名が、1~12年の懲役刑に処せられた。その中で、息子の孫孟氏、2人の弟の孫徳華氏、孫志華氏は、それぞれ12年、12年、9年の判決を受け、190万元、51万元、55万元の罰金を科せられた。

また、裁判所は大午グループに対し、3050万元の罰金、1447万5400元相当の「違法収益」の没収、10億3700万元相当の「違法な資金調達」の返済を言い渡した。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年度の北京軍政会で、上将が一人も出席しないという異例の事態が発生した
米国司法省が公開したエプスタイン文書により、中共高官との黒い霧が浮き彫りになった。習近平就任直後の温家宝一族への資産調査や、江沢民による政治工作、太子党と米金融界を結ぶ汚れた資金還流の実態を暴く
中共軍トップの張又俠らの失脚が囁かれる中、全人代がその資格剥奪案を見送ったとの報道を解説。習近平が進める粛清と、趙楽際率いる全人代の足並みの乱れから、指導部内の深刻な亀裂と権力闘争の可能性を追う
中共軍上層部で将官の失脚が相次ぎ、指揮体系に異例の権力空白が生じている。習近平は軍内部の人事再編を進めているが、台湾侵攻への姿勢に変化は見られず、専門家は日米台がこの時期を安全視すべきではないと警告
北京の要衝を守る衛戍区司令官が交代したのは、張又俠拘束の直前だった。習近平が信頼できる人物を配置し、軍内部の動きを封じた可能性が指摘されている