情報BOX:五輪選手が亡命のベラルーシ、四半世紀続く強権体制
[東京 3日 ロイター] – 意思に反して帰国指示を受け、羽田空港へ連れて行かれたベラルーシの五輪代表、クリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)は、隣国のポーランドが2日に亡命申請を受け入れ、4日の直行便で滞在する東京からポーランドへ向かう予定だ。
ベラルーシはルカシェンコ大統領が1994年から同国を厳しく支配。昨年夏の選挙で勝利後、不正があったとする市民が大規模な抗議デモを行ったが、これを暴力で弾圧した。選手が政府からの支援に依存する国としては珍しく、ベラルーシではアスリートも抗議に参加、複数が投獄されたり、代表チームから外されている。
<政治体制>
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