テキサス州、中国企業による風力発電計画を無効に インフラ保護法通過で
中国共産党政権や軍とつながりを持つ中国企業が、米テキサス州西部にある米空軍最大のパイロット訓練基地近くで風力発電所を建設しようとする計画は、失敗に終わった。ニューヨークポスト12日の報道によると、同州で6月に成立した法案は同建設計画を無効にしたという。
新疆ウイグル自治区の実業家・孫広信氏が所有するGHアメリカ投資グループ(GH America Investment Group)は2015年、テキサス州バルベルデ郡で13万エーカー(約526K㎡)に及ぶ広大な土地を購入し、「Blue Hills Wind Farm」という風力発電所の建設を計画していた。
同計画を巡り、国家安全保障上の問題、重要インフラの保護、軍事基地の安全、敵対国による浸透、新疆ウイグル自治区での人権侵害や環境破壊など一連の問題が提起されていた。
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