8月16日、南仏バール県で森林火災が発生し、消防士ら650人が出動して消火や住民保護にあたっている。写真はフランス国旗。ボルドーで2013年2月撮影(2021年 ロイター/Regis Duvignau)

南仏で森林火災、消防士数百人に放水ヘリも出動

[パリ 16日 ロイター] – 南仏バール県で森林火災が発生し、消防士ら650人が出動して消火や住民保護にあたっている。ダルマナン内相が明らかにしたもので、ツイッターに「極めて悪い気象状況」と投稿した。

ここ数週間、地中海沿岸の大半が猛暑に見舞われているが、南仏はこれまで大きな火災が発生していなかった。

地元当局によると、火災はすでに数百ヘクタールを焼き、放水ヘリも出動している。

火災は保養地サントロペから約50キロの集落付近で発生、住民に火の手から十分離れた場所にいるよう指示が出されている。

欧州ではこのほか、16日にギリシャのアテネ近郊でも2つの火災が強風に煽られて制御不能となり、複数の集落が避難している。

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