8月27日、米国防総省の高官がバイデン政権発足後初めて中国軍側と会談し、両国間のリスク管理について協議したことが分かった。写真は米国と中国の国旗。上海で4月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

米中の軍高官がバイデン政権下で初会談、リスク管理を協議

[ワシントン 27日 ロイター ] – 米国防総省の高官がバイデン政権発足後初めて中国軍側と会談し、両国間のリスク管理について協議したことが分かった。米当局者がロイターに明らかにした。

会談が行われたのは先週。マイケル・チェイス国防次官補代理(中国担当)と中国人民解放軍・国際軍事合作弁公室副主任の黄雪平少将がテレビ会議形式で協議に臨んだ。

この当局者は、「双方は両軍の間にコミュニケーションのチャンネルを維持することの重要性で合意した」と述べた。

複数の当局者によると、オースティン米国防長官と中国側の会談はまだ実現していない。中国側の相手が誰になるのかについて議論があることも一因だという。

バイデン政権は中国を「最大の地政学上の課題」と位置づけて、関係を重視。両国関係は、台湾や中国の人権問題、南シナ海での軍事活動などを巡って加速度的に緊張を増している。

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