2021年6月28日、中国・北京国家体育場で開催された中国共産党結党100周年記念のイベントで、ロケットが発射される様子を映したスクリーンの前で、軍人に扮したパフォーマーがパフォーマンスを披露している。(Photo by Kevin Frayer/Getty Images)

急成長する中国の核戦力 米国を理由にした「必要最小限の核保有ではない」=米司令官

米戦略軍(USSTRATCOM)のチャールズ・リチャード司令官は、急速に増大する中国の軍事力、とくに核戦力について、米国にとって深刻な脅威をもたらすとして強い警鐘を鳴らした。

リチャード司令官は、12日に米アラバマ州で開催された「宇宙とミサイル防衛シンポジウム(Space and Missile Defense Symposium)」で、中国の戦略的な急成長は「核戦力と通常戦力の爆発的な成長と現代化」であり、「驚くほどのものだ」と述べた。

同氏はまた、「中国とアメリカの核兵器保有数の差だけで、中国の軍事力を判断してはいけない」と警鐘を鳴らした。

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