お酢の意外な活用法「天然の美容液」
酢(す)と酒(しゅ)は、ほとんど同じ概念として、歴史の古い時期に登場します。
西洋のビネガー(vinegar)も始めは似たような経緯だと思われますが、穀物を収穫したあとに、おそらくは天然の作用で醸造酒が生まれ、これを飲んでみたらうまくて、何やら良い心地になれた。それでは次もと、古代人が続けてみたところ、できた酒が酢酸発酵して「酢」になったのでしょう。
酢そのものは、特に好んで飲みたいとは思わなかったはずです。ところがそこに、他の食物の味を格段に引き立てたり、長く保存できるようにする「不思議な効能」があると知ったとき、人類の食生活を豊かにする調味料として、酢の地位が確立します。つまり酢は、人類の営みである「調理」を発展させたのです。
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