中国軍機19機、台湾防空圏に侵入

[台北 5日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は、中国の爆撃機など19機が台湾の防空識別圏に侵入したと発表した。台湾空軍は5日に軍機を緊急発進(スクランブル)させるなどして対応した。

国防部によると、同空域で確認したのは戦闘機14機、H6爆撃機4機、対潜哨戒機1機。

台湾空軍は軍機を緊急発進させて中国軍機に防空圏から出るよう警告し、活動を監視するためにミサイルシステムを配備した。

国防部から提供された地図によると、中国軍機は台湾が実効支配する東沙諸島の北東付近を飛行した。

中国からコメントは出ていない。

中国による台湾防空圏でのこのような大規模活動は、過去最多の28機の侵入が確認された6月15日以来だった。

 

関連記事
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。