「アウトブレイクは避けられたはず」米専門家、WHOより2週間早く感染症を把握
米コロンビア大学の感染症専門家であるイアン・リプキン(Ian Lipkin)氏は、中国政府が武漢での中共ウイルス(新型コロナウイルス、COVID-19)の発生を、世界保健機関(WHO)に通知する約2週間前の2019年12月15日に知っていたことを明らかにした。これは、中国当局が発生当初、情報を隠蔽していたことを示す新たな証拠とされている。
9月4日付の英紙デイリー・メールは、スパイク・リー監督が携わったドキュメンタリー番組の中で、リプキン氏が19年12月中旬に感染症の発生を知ったことを強調したと報じた。
武漢市保健当局が原因不明のウイルス性肺炎の発生を初めてWHOに報告したのは、同12月31日のことだった。
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