2020年12月03日、韓国ソウルにある学校のクラスルームで、大学修学能力試験を受ける生徒たち(Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images)

若者が中国語を選ばない…韓国公立中高、22年の中国語教員採用数「ゼロ人」

韓国では22年の全国の国公立中学、高校の教員採用で、中国語担当が0人となった。1人も含まれていないのは24年ぶりのことだという。最近韓国内で若者を中心に広がっている中国への反感が原因とされている。

韓国の各市・道教育庁が8月末に発表した2022年度中等教員(中・高校教師)選抜予定公告によると、全国の中国語担当の選抜人員は「0人」だった。2020年度の43人、2021年度の33人に比べると急減している。

この結果は、韓国で続いてきた「中国語ブーム」とは対照的だ。中国の世界経済に対する影響力が強調され、韓国では中国語が一時、英語に次ぐ「第2外国語」として優遇されてきた。

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