9月9日、菅義偉首相は新型コロナウイルス感染対策本部後の記者会見で、「衆院解散は一つの考えとして、さまざまなシミュレーションを行ったのは事実」と明らかにした。代表撮影(2021年 ロイター)

衆院解散シミュレーションした、宣言解除が難しく不出馬=菅首相

[東京 9日 ロイター] – 菅義偉首相は9日、新型コロナウイルス感染対策本部後の記者会見で、「衆院解散は一つの考えとして、さまざまなシミュレーションを行ったのは事実」と明らかにした。自民党の総裁選挙でどの候補を支持するかについては、告示された時点で判断すると述べるにとどめた。

また、「コロナ対策と多くの公務を抱えながら総裁選挙を戦うことはとてつもないエネルギーがいる」と述べ、12日の緊急事態宣言解除が難しいと覚悟するにつれてコロナ対策に専念すべきと考えたと、自身が不出馬を決めた経緯を説明した。

10─11月にも実施される衆院選には、これまで通り神奈川2区から出馬するとの考えを明らかにした。

関連記事
現在、フランスで開催中のラグビーワールドカップ。その会場でも、日本人サポーターによる「試合後のゴミ拾い」が、模範的な善行として話題に上っている。
東京都内のマクドナルドの店舗で撮られた「T字型のイス」の写真が、ツイッターなどSNS上で話題になっている。台湾 […]
秋葉剛男国家安全保障局長は8月17日、中国・天津で中国外交担当トップの楊潔篪(ようけつち)共産党政治局員と会談 […]
大阪港湾局が昨年12月に武漢新港管理委員会とパートナーシップ港提携に関する覚書(MOU)を締結した問題をめぐっ […]
岸田文雄首相は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、同国の要請を踏まえて自衛隊が保有する防弾チョッキやヘルメット等の装備品を提供する方針を伝えた。欧州最大規模の原子力発電所に対する攻撃について「最も強い言葉