2018年4月10日、ワシントンでのフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏 (Samira Bouaou/The Epoch Times)

フェイスブック共同開発のスマートグラス 専門家がプライバシーの問題を懸念

ソーシャルメディア大手フェイスブックと、サングラスの老舗レイバンは10日、写真や動画の撮影、音楽、通話などの多機能を備えた「スマートグラス」を発表した。製品は、プライバシーに考慮した設計と銘打っているが、専門家は疑問を呈している。

リリースによると、レイバン製品の製造を手がけるエシロール・ルックスオティカ社と共同で開発された多機能サングラス「レイバン・ストーリーズ」は、付属のアプリを使えばフェイスブックのサービスを利用できる。北米や欧州での販売に限定され、日本は未定。

フェイスブック経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ氏はスマートグラスの発表と同時に、自身が出演する製品紹介映像を公開した。「利用者を含め周囲の人々にとって安心して利用できるようにするとの大きな責任がある。製品にはあらかじめ個人情報保護の機能を組み込んでいる」。

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