米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の宇宙事業会社スペースXが打ち上げた搭乗者が民間人のみの宇宙船「クルードラゴン」が18日、地球に無事帰還した。米フロリダ州のケネディ宇宙センターの沖合で撮影。スペースX提供写真(2021年 ロイター)

初の民間人のみの宇宙船が地球に帰還、スペースX打ち上げ

[18日 ロイター] – 米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の宇宙事業会社スペースXが打ち上げた搭乗者が民間人のみの宇宙船「クルードラゴン」が18日、地球に無事帰還した。

クルードラゴンは民間人4人を乗せて15日に打ち上げられた。3日間にわたり地球を周回し米東部時間18日午後7時ごろに海に着水した。

今回、クルードラゴンは高度585キロメートルに到達。国際宇宙ステーションの軌道高度を上回った。

宇宙旅行事業は、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長のヴァージン・ギャラクティック社や米アマゾン・ドット・コム創業者ジェフ・ベゾス氏のブルーオリジンも参入し、最近実現させたが宇宙空間の滞在時間が数分にとどまる。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。