Zoomアプリのロゴ(OLIVIER DOULIERY/AFP via Getty Images)

米司法省、Zoomの米企業買収に「待った」

米司法省は、国家安全保障上の懸念から、オンライン会議アプリなどを提供するZoomによる米クラウドサービス会社Five9の買収案を審査している。 米メディア「ザ・ヒル」などが21日に報じた。

司法省の発表によると、米国電気通信サービス分野における外国勢力・参加評価委員会であるチーム・テレコム(Team Telecom) が、同買収案の許可申請を再検討している。同省は米連邦通信委員会(FCC)にチーム・テレコムの審査が終わるまで、買収の承認を行わないよう要望したという。

Zoomが7月に発表した同買収案の総額は約147億米ドル(約1兆6275億円)。同社にとって過去最大規模となっている。取引は2022年上半期に完了する予定だった。

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