4歳女児が語った「生まれる前の記憶」

小さな子供が「自分が生まれる前の記憶」や「前世の記憶」を持っていたとしたら、あなたはそれを信じますか。

子供ですから、大人に注目してほしくて、悪気もなくそのような「ふるまい」をするかもしれません。
しかし、もしも「知るはずのないこと」をその子が知っていて語り出したら、皆さんはどう受け止められるでしょうか。

シェワルレンセンという女性が、自分の娘のヘティについて「以前、こんな不思議なことがありました」とソーシャルメディアの動画で語りました。
短い動画のなかで彼女が話したのは、こんな内容でした。

当時4歳だった娘のへティに向かって、「ねえ、へティ。ママの仲の良いお友達が、女の子を生んだんだって。ほら、この写真見て、かわいい赤ちゃんよ。ちょっと珍しい名前だけどエスターと言うの。今度、赤ちゃんに会いに行きたいわね」と語ると、へティはこう反応しました。

「あ、その子、私知ってる。エスター・マーヴィンでしょ」
「え。ううん、その子の家の名字はマーヴィンじゃないわよ」
「でも、私。エスター・マーヴィンって、知ってるもん」

へティは、あくまでもエスター・マーヴィンを知っていると主張します。その嘘をついているように見えないその言葉に、母親であるシェワルレンセンは、ちょっと不気味なものを感じました。

「エスター・マーヴィンは、遠くにいるの。彼女は刑務所の中よ」
この4歳の娘の言葉に驚いたシェワルレンセンは、インターネットでエスター・マーヴィンを検索してみましたが、何も情報は得られませんでした。それでも気になったので、さらに家系図を閲覧できるサイトで、もう一度探してみたのです。

そこで、米国出身で1900年に投獄された「昔のエスター・マーヴィン」を探し出しました。
「ねえ、へティ。エスター・マーヴィンという人のこと、ほかに何か知っている?」と聞くと、

へティは「あ、それ、ずっと昔のことよ。その子は、もう死んじゃってる」。

この母子のやりとりの様子を聞いたネットユーザーから、1400を超えるコメントが寄せられました。なかには、自分の子供が語ったという「生まれる前の記憶」をネット上に共有する人も、多くいました。

ある女性ユーザーのコメントは、娘と一緒に森を散策したときに、娘が語ったことについてでした。
「ママ。ずっと昔にね。私が別の女の子だったとき、この森へ来ていたのよ。別のパパとママに連れられてね」
(翻訳編集・鳥飼聡)