( srongkrod / PIXTA)

1億画素の特殊カメラで美しい雪の結晶を撮影

自然の驚異のひとつである結晶は、肉眼だけでは見えない極めて精密で複雑な結晶構造を持っていますが、アメリカの写真家が自作の1億画素マクロカメラを使って、その驚異的な構造がはっきりとわかる高解像度の結晶写真を撮影しました。

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https://modernistcuisinegallery.com/artwork/no-two-alike/

ワシントン州シアトル在住の写真家、ネイサン・マイルボルドさんは、科学、料理、アート、そしてもちろん写真と、幅広い分野に興味を持ち、できるだけ多くの普通のものの中に非凡なものを見たいという好奇心を持っていました。

「初めてカメラを買ったのは11歳のときで、古着屋でツァイスのContax IIというカメラを見つけて、それ以来ずっと写真を撮ってきた」とネイサンさんはEpoch Times紙に語っています。

「2年ほど前、私は時機を見計らって、最先端のスノーフレークカメラ ...... を組み立てることにしたんだけど、それは思っていたよりもずっと難しいものだったね」

片の結晶の微細な構造を高精細に撮影するために、この特別なカメラを設計・製作するのに1年半かかったよ」


ネイサンさんは結晶の完全な形をよりよく記録するために、彼はカーボンファイバー製の顕微鏡の対物レンズにPhase Oneの裏面照射型センサー(1億画素)を加えるなど、一般的な顕微鏡写真よりも大きく鮮明な画像を撮影する独自の光路を開発しました。

また、結晶が溶けてしまう問題を解決するために、顕微鏡に熱電冷却装置を付けて急激に蒸発しないようにしたり、工業用の短パルス高速LEDライトを付けて撮影時の放熱を抑えるなど工夫を凝らしました。

数ミリの大きさしかない結晶は、もろくて溶けやすく、先端の構造も短時間で消えてしまうため、撮影時間、温度、天候、機材などを慎重に検討する必要があります。 ネイサンさんは、結晶に最適な温度は-15〜-20℃であることを発見しました。

「だからカメラを持ってアラスカのフェアバンクスやカナダのオンタリオ州ティモンズ、ノースウエスト準州のイエローナイフに行ったのさ 」

「発泡スチロールのサンドウィッチボードに結晶を乗せて、宿泊していたホテルのバルコニーの外にあるカメラで撮影したんだ」

結晶のベストショットを撮るため、彼は気温の高いアラスカやカナダに行かなければなりませんでした。

写真を見ると、様々な種類の結晶が撮影されており、それぞれが美しい芸術作品となっています。また、すべての結晶は、確かに同じものはありません。

ネイサンさんは、シアトル、ラホーヤ、ラスベガス、ニューオーリンズのフォトギャラリーに、これらの見事なまでに澄んだ結晶を公開しています。

(翻訳・井田千景)