リンクトイン、中国SNS事業から撤退へ
米マイクロソフト傘下のビジネス特化型SNS、LinkedIn(リンクトイン)は14日、中国政府によるネット検閲の拡大を理由に、年内に中国でのサービスを終了すると発表した。
同社の声明は、「中国でのリンクトインローカル版の運用は、当局によるSNSプラットフォームへの規制を遵守せねばならない」と中国政府のネット検閲を理由に挙げ、「中国の事業環境とコンプライアンス要件は一段と厳しくなっている」と撤退を決断したという。
同社は今年3月から新規会員登録サービスを停止した。声明によると、年内にリンクトインの全サービスを閉鎖し、かわりに「InJobs」という求人系SNSを中国市場に投入する。新サービスにはソーシャルメッセージ、投稿や記事の共有などの機能は備えていない。
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