米NIH、武漢ウイルス研究所への資金提供認める
米国立衛生研究所(NIH)の高官は20日、NIHが中国の武漢ウイルス研究所の「機能獲得」の研究に資金を提供したことを認めた。資金はNIHから研究資金を得ている非営利団体エコヘルス・アライアンス(EcoHealth Alliance)を通じて流出したという。
NIHの副所長ローレンス・タバック博士が、監視と改革に関する米下院委員会代表のジェームズ・コーマー(共和党)氏に宛てた書簡の中で、「ある限定的な実験」について言及した。米誌「ナショナル・レビュー(National Review)」は21日、報じた。
中国で行われているこの「限定的な実験」は、コウモリ由来のコロナウイルスのスパイクタンパク質が、ヒトACE2受容体と結合できるかどうかをマウスを使って検証するためのものだという。
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