バイデン米大統領は、連邦通信委員会(FCC)の委員長に低所得家計のブロードバンド普及を推進するジェシカ・ローゼンウォーセル氏を指名した。写真は、米上院で証言するローゼンウォーセル氏。2020年6月24日に撮影。(2021年 ロイター/Alex Wong/Pool via REUTERS)

米FCC委員長にローゼンウォーセル氏、バイデン大統領が指名

[ワシントン 26日 ロイター] – バイデン米大統領は、連邦通信委員会(FCC)の委員長に低所得家計のブロードバンド普及を推進するジェシカ・ローゼンウォーセル氏を指名した。ホワイトハウスが26日に確認した。

ローゼンウォーセル氏(民主党)は既にFCC委員長代理を務めており、新たな任期について上院の承認を得ると見込まれている。承認されれば初の女性FCC委員長となる。

FCCは現在、1名の空席があり、残りは民主党と共和党がそれぞれ2名という構成で、政権の政策が反映されにくい状態となっている。

空席ポストについてホワイトハウスは、オバマ前政権でFCC委員長を務めたトム・ウィーラー氏の元補佐官であるギジ・ソーン氏が指名されると確認した。

ローゼンウォーセル氏は、12月に議会が創設した32億ドル規模の臨時ブロードバンド補助金制度を監督してきた。これは国内の低所得家計のインターネット普及を後押しするプログラムで、プロバイダーサービス料金やパソコン購入のための補助金を提供する。

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