10月27日、香港取引所が発表した第3・四半期決算は利益が32億5000万香港ドル(4億2000万米ドル)と前年同期の33億5000万香港ドルから減少した。香港で2018年撮影(2021年 ロイター/Bobby Yip)

香港取引所、第3四半期は減益 低金利で投資収入が減少

[香港 27日 ロイター] – 香港取引所が27日発表した第3・四半期決算は利益が32億5000万香港ドル(4億2000万米ドル)と前年同期の33億5000万香港ドルから減少した。

市場の変動が大きく取引手数料収入が増加したが、投資収入の減少が響いた。

取引手数料は前年比9.8%増の21億香港ドル。一方、純投資収入は低金利が逆風となり76%減の1億5500万香港ドルとなった。

リフィニティブのデータによると、1─9月に株式公開などにより企業が香港取引所で調達した額は370億米ドルと米ナスダック、ニューヨーク証券取引所に次いで世界第3位だった。

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