タジキスタン、中国資本の警察施設建設を承認 アフガン国境近く
タジキスタン当局者は28日、中国の支援を受け、アフガニスタンとの国境近くに警察特殊部隊の施設を建設する。今夏の駐留米軍の撤退以後、中国はますます中央アジアにおける影響力拡大を強めている。ラジオ・フリー・ヨーロッパ(RFE/RL)などが報じた。
タジキスタン当局によると、基地は山岳地帯のゴルノバダフシャン自治州のイシュカシムにあるワカン峡谷に建設される。建設費用(約850万ドル)は全額中国側が負担する。監視施設のほか部隊要員の駐留する居住棟が建つという。
基地新設は議会承認を受けている。タジキスタン議員の説明によれば、基地は組織犯罪対策を中心とした警察業務を行い、施設には中国から提供される「国際刑事警察機構(インターポール)の情報システム用の特別機器」が設置されると述べた。
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