米国務省、北京冬季五輪で安全で自由な報道要求
米国務省のプライス報道官は4日、3カ月後に迫る北京冬季五輪とパラリンピックで、ジャーナリストの移動やアクセスの自由を制限しないよう、開催国の中国に呼び掛けた。
プライス報道官は定例記者会見で「北京冬季五輪とパラリンピックで、ジャーナリストが移動などで制限を受けず、安全かつ自由に取材できるよう、中国政府に求める」と述べた。
人権団体や一部の米国、欧州の議員は、中国政府による新疆ウイグル自治区での人権侵害や香港での民主派弾圧を問題視し、北京冬季五輪のボイコットや開催地の変更を求めている。これについて、プライス報道官は「中国での人権侵害について、米国の立場に関する新たな情報はない」と述べるにとどめた。
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