北京の天安門広場で行われた軍事パレードに参加した核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル「DF-41」=2019年10月1日(Greg Baker/AFP/Getty Images)

米衛星画像、襄陽市で中国軍ミサイル部隊の新駐屯地を確認

米国防総省が3日発表した中国の軍事力に関する年次報告書は、湖北省襄陽市近くで中国軍ロケット部隊(PLARF)の爆撃機旅団が新たに増設されたと指摘した。米商用衛星の新画像では、襄陽市付近で、国防総省に示された中国軍PLARF旅団の駐屯地と同じような施設が写っている。

年次報告書『中国の軍事・安全保障上の動きについて(Military and Security Developments Involving the People’s Republic of China 2021)』の59ページには、中国各地にある空軍や海軍の主要施設などの位置について記されている。

新しい商業用衛星画像と防衛情報企業のレポートを入手した米メディア「ポリティコ(Politico)」傘下企業の「国家安全デイリー(National Security Daily)」は8日、襄陽市でPLARFの施設を確認できたと伝えた。

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