ダーウィン港のストーク・ヒル埠頭 (Photo by Mark Kolbe/Getty Images)

豪ダーウィン港運営の中国企業現地法人社長が辞任 政府、賃借契約を見直し中

中国企業「嵐橋集団(Landbridge Group)」豪州法人のマイク・ヒューズ社長がこのほど、辞任を表明した。豪連邦政府は、同社が運営するダーウィン港の「99年リース権」の契約を撤廃するかどうかを現在、検討している。

同社ホームページによると、ヒューズ氏の後任は、豪州や英国の政府機関、液化天然ガス業界で経験を積んだマット・ウォラック氏。

ダーウィン港は同国の最北端に位置する通商・軍事の要衝で、アジアにもっとも近い豪州の深海港である。2012年から米海兵隊駐ダーウィン部隊の駐屯地となり、同国の重要な戦略的拠点でもある。

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