アルメニアとアゼルバイジャンは11月16日、国境での停戦に合意した。アルメニア国防省が発表した。ナゴルノカラバフを巡る昨年の戦争以降で最悪の戦闘がこのほど起きたため、ロシアが双方に自制を求めていた。写真はアゼルバイジャン軍、バクーで8日撮影(2021年 ロイター/Aziz Karimov)

アルメニアとアゼルが停戦合意、昨年の戦争以来最悪の戦闘受け

[モスクワ 16日 ロイター] – アルメニアアゼルバイジャンは16日、国境での停戦に合意した。アルメニア国防省が発表した。ナゴルノカラバフを巡る昨年の戦争以降で最悪の戦闘がこのほど起きたため、ロシアが双方に自制を求めていた。

昨年の44日間にわたる戦争では少なくとも6500人が死亡した。

アルメニアの国防省は「ロシア側の仲介による合意に基づき、アルメニアとアゼルの国境の東側で戦闘が停止した。状況は比較的安定している」と発表した。

アゼル国防省からは今のところコメントを得られていない。

ロシア大統領府によると、これに先立つ16日、ロシアのプーチン大統領とアルメニアのパシニャン首相は、電話で国境の状況について話し合った。

インタファクス通信によると、ロシアのショイグ国防相もアルメニアとアゼルの国防相と電話で協議した。

アルメニア国防省は、自国の軍隊がアゼルから攻撃を受け、12人の兵士が捕らえられたほか、アゼルとの国境付近の2つの戦闘陣地が失われたと発表した。

アルメニア議会外交委員会のEduard Aghajanian委員長は、15人のアルメニア兵が死亡したと述べた。

アゼル国防省は、アルメニア軍からの大規模な「挑発」に対応したとし、独自の作戦は成功したとした。

関連記事
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
戦争、死、破壊、大脱走はアフガニスタンにとっては日常茶飯事。カブールで起きた悲劇的な出来事の中で、ある女性記者の物語が際立っていた。バスナヤニマ・バスさんはインドのオンライン出版『Print』の記者としてカブールに派遣され、タリバンが政権を掌握する約一週間前にアフガニスタンの首都を逃亡した。エポックタイムズは独占インタビューで、バスさんはタリバンがカブール空港を占拠した数日後の逃亡を語った。
19日午前7時頃、パキスタン南部カラチで、駐在員5人を乗せた日系企業の車列が武装集団に襲撃され、1人が負傷した。 警察は自爆テロと断定した。 武装集団は3人で、うち2人は警察に射殺され、1人は逃走した。
イスラエルのミサイルがイランの拠点を直撃したと、米ABCニュースが18日遅く、米政府当局者の話として伝えた。
パレスチナの国連への加盟国をめぐる票決を行う予定だが、安保理常任理事国である米国が拒否権を行使すると予想されだ。