2018年7月11日、ワシントンD.C.の米連邦捜査局(FBI)本部 (Samira Bouaou/The Epoch Times)

FBI、保護者を「テロ対策」で調査…内部告発で発覚 批判的人種理論などめぐり対立

下院司法委員会の共和党議員は16日、米連邦捜査局(FBI)が「テロ対策」を用いて批判的人種理論(CRT)などの教育に抗議する保護者を調査していると書簡で明らかにした。議員が公開した、FBIの内部告発者からの内部電子メールによれば、FBIによる保護者調査は全米レベルで実施していることが示唆された。

内部メールによれば、ガーランド司法長官の10月4日付のメモに従って、教育委員会のメンバーや教職員に対する保護者の「脅威」を監視して違法性を判断するよう、テロ対策に携わる捜査官に指示していた。

内部メールによれば、FBIによる保護者調査が全米レベルの計画であることを示唆する。テロ対策・刑事部門は「関連する(保護者の)脅迫を追跡するために『EDUOFFICIALS』という脅迫タグを作成した。タグ付けの目的は「脅威を全国レベルで把握し、全体像を包括的に分析して、あらゆるレベルの法執行機関と連携する機会を提供する」と書かれている。

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