カナダ税関、中国の強制労働関連商品を初めて押収
カナダの税関はこのほど、中国から輸入された衣料品を「強制労働」に関わったとの理由で押収した。カナダ政府は1月、国内企業が人権侵害に加担しないよう商業活動の包括的な取引規制などを発表しており、今回が初めての法執行となった。一部のカナダの上院・下院議員は、国内での強制労働商品の流通を阻止するよう、より強力な立法措置や施行措置を求めている。
中国からカナダのケベック州に向けて出荷された女性用および子供用の衣料品が、強制労働によって生産されたものであるという理由で、11月上旬にカナダ国境サービス庁(CBSA)によって押収された。同庁は、関税法の守秘義務規定を理由に、輸入者の詳細について公表しなかった。
北米自由貿易協定(NAFTA)の規範に基づき、カナダは2020年7月に関税法を改正し、強制労働で作られた商品の輸入を禁止した。同法律が施行されて以来、当局が違法品の押収を発表したのは今回で初めて。
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