ロシア対外情報庁、ウクライナ緊迫をジョージア侵攻と比較

[モスクワ 22日 ロイター] – ロシア対外情報庁(SVR)は22日にウェブサイトで公表した声明で、ウクライナを巡る現在の緊迫した状況について、ロシア軍が隣国ジョージア(旧グルジア)を侵攻した2008年の戦争の準備段階と比較した。

その中で、ジョージアの当時のサーカシビリ大統領がこの戦争で「高い代償を払った」と指摘した。

ウクライナや米国、北大西洋条約機構(NATO)がウクライナ付近でのロシア軍の動きを懸念している中での声明を受け、ロシアの為替ルーブルが下落した。ロシア政府は、ロシアがウクライナを攻撃する準備をしているのではないかとする報道を扇動的として否定している。

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