11月26日、オーストラリアのダットン国防相は、中国海軍の艦船がオーストラリアの排他的経済水域(EEZ)内を航行したことについて、中国は口では地域の平和と繁栄を唱えているが、行動は「憂慮すべき」ものだと批判した。米首都ワシントンで9月16日、代表撮影(2021年 ロイター)

中国の行動は「憂慮すべき」、豪州が言行不一致と批判

[キャンベラ 26日 ロイター] – オーストラリアのダットン国防相は26日、中国海軍の艦船がオーストラリアの排他的経済水域(EEZ)内を航行したことについて、中国は口では地域の平和と繁栄を唱えているが、行動は「憂慮すべき」ものだと批判した。

キャンベラで演説した同相は、中国の言行不一致の例として南シナ海の軍事化、台湾海峡の緊張、香港国家安全維持法の導入を列挙。

「中国政府が頻繁に、平和・協力・発展に取り組むと主張していることは周知の事実だが、われわれは言葉と行動が大きく異なっていると証言する。中国政府はますます憂慮すべき活動に関与しており、われわれは状況を非常に注視している」と述べた。

在キャンベラの中国大使館は同相の発言について、中国の外交政策をゆがめており、オーストラリア国民に誤解を与えていると主張。「人々と国家の対立と分断をあおっている」と批判した。

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