グテレス国連事務総長は29日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」の感染を踏まえ、初めに症例が報告されたアフリカ南部諸国の孤立に懸念を表明した。24日撮影(2021年 ロイター/Luisa Gonzalez)

国連事務総長、アフリカ南部の孤立を懸念 オミクロン巡り

[国連 29日 ロイター] – グテレス国連事務総長は29日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」の感染を踏まえ、複数国が水際対策として渡航制限に動く中、初めに症例が報告されたアフリカ南部諸国の孤立に懸念を表明した。

グテレス事務総長は声明で「渡航や経済的関与を可能にするため、渡航者を繰り返し検査するなど、感染リスク回避を目的とする他の適切かつ真に効果的な措置を検討するよう、全ての各国政府に要請する」と述べた。

世界保健機関(WHO)は29日、オミクロン株について、世界的に広がる可能性が大きいとの認識を示した。一部地域で感染者が急増し「深刻な結果」をもたらす可能性があり、グローバルなリスクが「非常に高い」とした。

アフリカはワクチン接種率が低く、グテレス氏はこれまで、ワクチン不平等が「変異株の温床」につながると警鐘を鳴らしてきた。

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