米SNS大手メタ・プラットフォームズのロゴ(Kelly Sullivan/Getty Images for Facebook)

米Meta、中国関連アカウント600件以上削除 新型コロナ巡る情報操作

米SNS大手のメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)は1日、新型コロナウイルスの偽情報を流布しているフェイスブックとインスタグラムのアカウント600件以上を削除したことを明らかにした。アカウントは中国発とみられる。

メタ・プラットフォームズが公表した報告書『敵対的脅威に関するレポート(Adversarial Threat Report)』によると、これらのアカウントは、米政府が世界保健機関(WHO)に対して、新型コロナウイルス(中共ウイルス)の起源を巡って中国に責任を押し付けるよう圧力をかけているとの主張を投稿した。

中国当局は今年7月22日、中共ウイルスの起源に関するWHOの2回目の調査を拒否した。この2日後、7月にアカウントを開設し、スイスの生物学者と自称するユーザーは、WHOの内部情報や研究者の話として、米国から「強い圧力を受けた。脅迫もあった」と投稿した。

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