中米ニカラグアが台湾と断交 国交締結国は14カ国に
中米ニカラグアの外務省は9日、台湾との外交関係を断ち、中国と国交を結ぶと発表した。これで台湾と外交関係を結ぶ国は14カ国となった。台湾と国交を結ぶ国が集中する中米・カリブ海地域では、中国共産党による台湾の友好国の切り崩しが進んでおり、台湾は警戒を強めている。
ニカラグアのコリンドレス外相は「中華人民共和国が中国の唯一の合法的な政府であり、台湾は中国の不可分の領土の一部だ」と声明を発表し、1990年から続いた台湾との関係を断った。
これに対し台湾外交部は、ニカラグアの決定に遺憾の意を表明し「長年にわたる緊密な友好関係を無視した」と批判。両国の外交関係を「即時に」終了すると発表した。また、台湾はすべての二国間協力および援助プログラムを停止し、在ニカラグア中華民国大使館と職員、技術スタッフを撤退させる声明を出した。
関連記事
「ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)」第10回首脳会議が21日、コロンビアで開催された。中国共産党の習近平は出席する代わりに、書面による対応にとどめた。この対応をめぐり、米国の国家安全保障上の圧力が強まる中、中共が対外戦略が後退しているのではないかとの見方が浮上している。
中国で若者がショッピングモールを離れ農村の市場へ? 節約だけでなく癒やしを求める動きが広がっている
中国で調査記者が急死。児童誘拐事件の逮捕発表直前という異様なタイミング。過去にも社会不正を追った記者の不審死や拘束が相次ぐ。調査報道は命がけだ
中国でロジクール広告が炎上。消費者を侮辱したと受け取られる表現に批判
中国で人権弁護士の謝陽氏に懲役5年。SNSや海外メディアでの発言を問われたとされる。弁護人なしの裁判も問題視