SNS狙う中共…米議員グループ、ツイッターの新CEOにプロパガンダ対処求める
米共和党下院議員が結成した委員会「チャイナ・ タスクフォース」は16日、米SNS大手ツイッターの最高経営責任者(CEO)に就任したパラグ・アグラワル氏に対し、中国共産党が国外で拡散を試みる「悪意あるプロパガンダ」への対処を求めた。
中国共産党は世論戦の舞台として海外大手SNSを活用している。世界で2億人あまりが利用するツイッターでは、中国政府を背景にしたアカウントが中共ウイルス(新型コロナ)や少数民族などの弾圧について偽情報を流す問題が浮上していた。
チャイナ・ タスクフォースに所属する14人の議員らはアグラワル氏に宛てた共同声明のなかで、中国では使用が認められていないツイッターを利用し、中国共産党は反民主主義的なアジェンダを推進したり、人権や言論の自由を抑圧していると主張。ツイッターが中国共産党のプロパガンダを拡散するプラットフォームとならないよう対策を呼びかけた。
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