1月5日、仏経済誌シャランジュの委託でハリス・インタラクティブが実施した世論調査によると、今年の大統領選で、右派野党・共和党のバレリー・ペクレス候補が1回目の投票で極右候補を制して決選投票になった場合、マクロン大統領(前列右)と接戦になる可能性がある。2018年2月、仏ビルヌーブ・サン・ジョルジュで撮影(2022年 ロイター/Charles Platiau)

仏大統領選、決選投票でマクロン氏再選の可能性=世論調査

[パリ 5日 ロイター] – 仏経済誌シャランジュの委託でハリス・インタラクティブが実施した世論調査によると、今年の大統領選で、右派野党・共和党のバレリー・ペクレス候補が1回目の投票で極右候補を制して決選投票になった場合、マクロン大統領と接戦になる可能性がある。

ただ、他の調査同様、マクロン大統領が勝利する公算が大きいことが示されている。大統領の新型コロナウイルス感染対策には批判が高まっているが、追い上げている他候補は勢いを得られていない。

調査では、1回目投票ではマクロン大統領の得票率が24%、ペクレル氏と、極右のエリック・ゼムール氏、マリーヌ・ルペン氏は、いずれも16%と予想されている。

4月の決選投票では、マクロン大統領対ペクレス氏なら51%対49%で、ルペン氏となら55%対45%で、ゼムール氏となら61%対39%でマクロン氏が勝利するとみられている。

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