米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は7日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染によって、ワクチン接種の対象となっていない5歳以下の子どもが重症化している兆候は確認されてないと明らかにした。2014年9月撮影(2022年 ロイター/Tami Chappell)

オミクロン株、子どもの重症化示す兆候確認されず=CDC

[7日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は7日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染によって、ワクチン接種の対象となっていない5歳以下の子どもが重症化している兆候は確認されてないと明らかにした。

新型コロナ感染に伴う子どもの入院が増加しているものの、ワクチン未接種が要因かどうかを巡り引き続き精査されているとし、全般的な感染者の急増が要因の可能性があると述べた。

また、コロナ感染が判明して来院する子どもと、別の理由で来院してコロナ検査した結果、陽性だった子どもの両方が増加していると述べた。

フィラデルフィア小児病院の感染症専門医、ポール・オフィット氏によると、同病院の集中治療室(ICU)には15人の子どもが入院しており、その大半がワクチン未接種だという。

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