ロシア産ガスの欧州向けパイプライン、「逆流」が23日連続に

[モスクワ 12日 ロイター] – ドイツのパイプライン管理会社ガスケードのデータによると、ロシア産天然ガスを欧州に輸送するパイプライン「ヤマル・ヨーロッパ」の流れが12日も東向きに「逆流」している。逆流は23日連続。

同パイプラインは12月21日以降ドイツからポーランドに向けて流れており、欧州のガス価格を上昇させる圧力となっている。このパイプラインはロシアの欧州・トルコ向け通常年間ガス輸出の約6分の1を占める。

ドイツとポーランドの国境沿いのムルナウにある計測地点のデータによると、東向きの流量は870万キロワット時と、今週初めの700万キロワット時から拡大。12月に期近のハブ価格が最高値となった後、ガスの買い手が貯蔵分への依存度を高めていることを示している。

ガスの流れがいつドイツ方面へ転換するかは不明だが、ロシアのガスプロム関係者は月内のどこかの時点と予想した。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。