1月16日、米東部では、激しい冬の嵐に見舞われ積雪や強風などにより航空便の運航に影響が出ているほか、停電が発生している。写真はアメリカン航空機。ニューヨーク市クイーンズにあるジョン・F・ケネディ国際空港で2021年12月に撮影(2022年 ロイター/Jeenah Moon)

米東部に冬の嵐、航空3000便超が欠航 各地で停電も

[ワシントン 16日 ロイター] – 米東部では16日、激しい冬の嵐に見舞われ積雪や強風などにより航空便の運航に影響が出ているほか、停電が発生している。

アラバマ州からメーン州まで1600キロ以上に及ぶ広い地域にわたって気象警報が出されており、ジョージア、バージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ各州の知事は非常事態を宣言した。

米国内の停電情報を提供するサイト、パワーアウテージ・ドット・USによると、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージア州では家庭や企業から20万件以上の停電の報告があった。

また、航空機の運航状況を追跡するサイト、フライトアウェアによると、国内線と米国発着便を含む3000便超が欠航となり、8000便超に遅延が生じている。

アメリカン航空は660便超が欠航。同社のハブ空港であるノースカロライナ州のシャーロット・ダグラス国際空港では発着便の欠航が90%以上に上った。

ジョージア州のケンプ知事は、嵐の影響を受けている地域の住民に不要不急の外出を避けるよう呼び掛けた。

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