米国防総省は24日、原子力空母2隻の打撃群が訓練のため南シナ海に入ったと明らかにした。写真はカール・ビンソン、2018年撮影。(2022年 ロイター/Kham/File Photo)

米空母2隻、訓練で南シナ海に 「有害な影響に対抗」

[台北 24日 ロイター] – 米国防総省は24日、原子力空母2隻の打撃群が訓練のため南シナ海に入ったと明らかにした。軍幹部は、同盟国を安心させ、「有害な影響に対抗」する決意を示すのが目的と述べた。

国防総省によると、「カール・ビンソン」と「エイブラハム・リンカーン」の原子力空母打撃群が23日に南シナ海に展開し始めた。

両打撃群は、対潜水艦、空や海上の戦いを想定した訓練を実施する。

米海軍は23日、両打撃群が台湾の東岸沖のフィリピン海で海上自衛隊と訓練を実施していると明らかにした。

関連記事
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
米空軍は、5千機以上の航空機を擁し、世界最強の空軍戦力を保持している。最新の第五世代戦闘機を含むこの圧倒的なア […]
米国防総省は3月12日、台湾向け「スカイガーディアン」無人機4機の製造を目的とした契約が、ジェネラル・アトミックスと締結されたと発表した。
3月9日、米空軍は「F-35Aステルス戦闘機が、B61-12戦術核弾頭の搭載が可能な認証を受けた」と発表。同機は世界初の核弾頭を搭載できるステルス戦闘機となった。
米国の第五世代戦闘機であるF-35「ライトニングII」は、先進的なステルス技術を先端的で機動性の高い超音速戦闘機に統合し、パイロットに前例のない状況認識能力と比類なき殺傷能力および生存能力を提供している。海軍のパイロットは、F-35戦闘機は映画『トップガン:マーヴェリック』を退屈なものにしてしまうと述べている。