米マイクロン、上海のDRAM設計部門を閉鎖 技術漏洩対策で=報道
米メモリーチップ大手のマイクロン・テクノロジー(以下、マイクロン)は26日発表の声明で、上海支社のDRAM設計業務を年内に終了することを明らかにした。業界の消息筋によると、同部門の中国人エンジニアの一部は、米国やインド支社に配属する。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。
声明は、同業務終了の理由を明らかにしていないが、他の業務に変更はないとした。
マイクロンの現役社員は匿名を条件に同紙の取材に応じた。それによると、先月、上海支社の一部の社員や管理職が中国の大手テクノロジー企業に立て続けに引き抜かれたことへの対策だという。同DRAM部門に150人の中国人エンジニアが在籍している。
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