「金とビジネス…中国共産党の報復恐れないで」NBAカンター選手、仲間に呼びかけ
人権問題に声をあげる米プロバスケットボール(NBA)のエネス・カンター・フリーダム選手は、経済的な報復を恐れて中国共産党の人権侵害について多くのスポーツ選手や同業界は公の場で態度を示すことができていないと語った。
米保守系シンクタンク・ヘリテージ財団が1月31日に開催したイベントにオンライン出演したカンター氏は「彼ら(スポーツ選手や業界)は中国で大量虐殺が行われていることを知っているし認めている。しかし、残念なことにビジネスとお金が絡んでいるために、怖くて何も言えないのだ」と発言した。
中国と大型契約を結ぶ一部の選手は、中国共産党の人権侵害に目をつむるよう助言してくることもあるという。「それでも私を支持し、祈ってくれている」と選手が置かれている状況にも配慮を見せた。
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