2016年10月、ニューヨークの国連本部にある国連のロゴマーク(Lewis Tse Pui Lung/Adobe Stock)

中国共産党の犯罪隠蔽 国連が手助けか

国際連合(国連)は、第二次世界大戦直後の1945年に設立された。公式サイトによると、「国家間の友好関係、社会的進歩、生活水準の向上、人権の尊重」を促進することを目的とした政府間組織である。

しかし、現実には、国連は本質的に腐敗しているように見える。2005年の英エコノミスト誌によると、イラクで行われていた国連の人道支援「石油と食糧の交換計画」の責任者を務めていたベノン・セバン元事務次長が、石油会社から賄賂を受け取ったと告発された。また、同じ事件で別の国連高官も賄賂を要求したとして訴えられた。

調査を進めると、セバン氏がイラクの旧政権からも賄賂を受け取っていたことが判明した。事件発覚後、セバン氏は辞職し、当時住んでいた米国を離れ、母国キプロスに逃げ帰った。彼は責任を問われることなく、今もそこに住み続けている。

▶ 続きを読む
関連記事
AIの急速な普及は、私たちの生活を便利にする一方で、人間の判断や尊厳をどこまで機械に委ねるのかという根源的な問いを突きつけている
トランプ氏の4月訪中計画に対し、習近平政権の深刻な内情から「時期尚早」と警鐘を鳴らす。軍高官の相次ぐ粛清による統治不全や、公約不履行の歴史を指摘し、今行けば独裁を助長しかねないという
高市首相は、過去30年間で就任時から国家安全保障と日本が自衛のために何をすべきかについて十分な知識を持っている数少ない首相の一人だろう
28日、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、アメリカが現在、超大規模な艦隊をイランに向けて接近させていると明らかにした。この艦隊は高速かつ強力な火力を備え、圧倒的な存在感を持ち、空母「エイブラハム・リンカーン」を中核とする。規模は、かつてベネズエラに派遣された艦隊を上回るという。
南アジアの安全保障は陸上中心から海洋へと重心を移しつつある。インド洋ではインドの海洋核抑止強化と中国の情報活動が交錯し、制度不在の中で誤算や緊張激化のリスクが高まっている。