中国上海市で街を行き交う市民たち(NOEL CELIS/AFP via Getty Images)

中国の「沈黙する多数派」、リベラルで言論自由を支持=米シンクタンク

米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)とスタンフォード大学の中国経済・制度研究センター(SCCEI)がこのほど合同で発表した調査報告書は、エリート層を含む中国国内の多くの国民は、中国共産党政権について多様な見解を持ち、当局の政策を常に支持しているわけではないとの見方を示した。

CSISはウェブサイト上で、SCCEIとの共同調査報告書「中国世論:沈黙するリベラルな多数派か(PUBLIC OPINION IN CHINA: A LIBERAL SILENT MAJORITY?)」を公表した。

報告書は、中国では比較的裕福で、高水準の教育を受けた中国人は政治的にリベラルで、市場(経済)を支持し、愛国主義的な主張を持っていない可能性が高いと指摘した。

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